2020/02/26

葬儀の参列マナーなどの解説


お通夜や告別式に参列した場合、遺族の方々と顔を合わせるタイミングがありますが、その際に大切なのが挨拶やマナーです。


気持ちとしては故人をしのびご冥福を祈るため、あるいは遺族の方を元気づけるために参列したのに、遺族の方々にマナーを伴わない言動をしてしまっては、残念な結果になってしまいます。


そこでこのコラムでは、葬儀に参列する際の挨拶やマナーについて、具体例をあげてわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んでご参考になさってください。


訃報を聞いた時の立場別の対応

この項目では、まず訃報を聞いた時にどう対応するべきかを立場別に紹介していきましょう。
ただし、ここで「参列」と書いているのはオープンに出席することができる「一般葬」の場合です。故人や遺族の希望で少ない人数で行う「家族葬」である場合は、無理に押し掛けることは控えましょう。


故人や遺族に非常に近い関係にある人の場合


故人や遺族から見て近い親せき、または非常に親しい友人であれば、まずは駆け付けましょう。
近い親せきであればそのまま遺族として葬儀に参列することになりますし、非常に親しい友人であれば手伝えることは無いかと確認するのが礼儀です。
ただし、特に手伝うことを頼まれない場合はかえって迷惑を掛けますから、長居をしないことも礼儀としてわきまえましょう。またその場合でも通夜、葬儀にはどちらも参列者として立ち会いましょう。


親戚としての関係は近いが遠方に住んでいる場合

できれば通夜、葬儀の両方に参列することをお勧めしますが、物理的に難しいという場合はまず弔電(ちょうでん)を打ってから、その後時間を作ってできるだけ早くお参りしましょう。


関係が遠い親戚の場合

お通夜か葬儀のどちらかにはできるだけ出席し、出席出来ない場合は弔電を打って、香典は後日郵送しましょう。


通常の知人、友人の場合

お通夜か葬儀のどちらかにできるだけ参列し、参列できない場合は香典を他の人に預けるなどしましょう。


仕事上の付き合いがある場合

個人的に仕事上でお世話になった相手であればお通夜か葬儀のどちらかに参列しましょう。
企業同士の付き合いが強い場合や、ビジネス上の付き合いを誇示することが有効と考える場合は、まず供花や弔電を送り、お通夜、葬儀に参列するなどしましょう。


関係が浅い知人の場合

無理に参列はせず、後日香典を送る程度でよいでしょう。


お悔やみの言葉

この項目では、お通夜や葬儀に参列した際のお悔やみの言葉を、具体的な例をあげながら解説していきます。


仏教式の場合の一般的な挨拶

故人や遺族との関係もありますが、まず対面したときにかける言葉としては、よほど親しい間柄でなければ形式的、儀礼的な言葉を選んだ方が無難でしょう。
一般的な具体例をいくつか紹介します。


・このたびはまことにご愁傷様です。こころよりお悔やみを申し上げます。


・このたびはまことにご愁傷様です。さぞお力を落とされていると思いますが、どうぞご自愛ください。


・このたびはまことにご愁傷様です。○○様の旅路が安らかであるように心よりお祈りしています。


また、浄土真宗以外の仏教式のお通夜や葬儀であれば、以下の言葉も使えます。


・このたびはまことにご愁傷様です。○○様のご冥福をお祈りいたします。


宗派を問わず使える言葉としては以下のような言葉があります。
・つつしんで哀悼の意を表します。


キリスト教の葬儀に参列する場合の挨拶

故人がキリスト教を信仰していた場合、基本的に死後は神に召されるという考え方をするので、身近な人の死は悲しみではあっても同時に祝福すべきことでもあります。
そのため「お悔やみ」のような言葉は使いませんから注意が必要です。
・天に召された○○様の平安をお祈りします。
○○様の安らかな眠りをお祈りしております。
上記のような言葉で故人を見送りましょう。


葬儀に参列したとき使ってはいけない言葉

お通夜やお葬式では、宗教によらず使ってはいけない言葉があります。
それは「再び」、「再度」といった言葉や、いよいよ、ますます、そもそも、ぼちぼちなどの音を重ねる系統の言葉です。これは不幸や悲しみが繰り返されることを連想してしまうからです。
また、90歳、100歳と長く生きた方が亡くなった場合に、一般的には「大往生(だいおうじょう)」という表現を使うことがありますが、遺族の方にとっては故人が何歳でも大きな心の痛みを感じているのが普通ですから、参列者の側が言うのは控えましょう。
直接的な言葉として、「死ぬ」、「死んだ」、「死亡」といった言葉も控えるべきとされています。
さらに、亡くなった方の死因や病名・病状などを聞くのは大変失礼です。
遺族の方々の苦しみを思い起こさせることに繋がりますし、故人のプライバシーにもかかわるからです。
その場の状況に配慮して、お通夜や葬儀の際は故人を悼み、遺族を思いやる気持ちを持ちましょう。
もう一点気を付けたいのが香典の金額です。基本的に「死」や「苦」を思わせる、4、9の数字は避けましょう。
単独で香典を包むときに4千円、9千円といった数字を選ぶ人は少ないと思いますが、職場一同で香典を渡す時などには、結果的に合計が4千円や9千円といった数字になることがありますから、その前後の数字に調整しましょう。


参列時の挨拶・マナーまとめ

お通夜やお葬式に参列する際の挨拶やマナーについてまとめました。多くの場合、知人の不幸は突然やってきますから、一般的な礼儀をわきまえていないと慌てて失礼なことを言ってしまう場合もありえます。
できるだけ、何もないときにこそ、このようなマナーを確認しておくことをお勧めします。
花美葬は、神奈川県川崎市にある葬儀を専門に行っている会社です。東京都内や神奈川県内全域で、ご依頼された方に寄り添う葬儀を承っております。
一般葬や家族葬などの式の様式や規模に関わらず、故人と遺族の方々に誠意をもって接し、参列された方々の記憶に残るようなお葬式を行っていくことをコンセプトとしています。
神奈川県や都内近郊で葬儀をお考えの際は、ぜひ花美葬にご相談ください。

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