川崎市の一日葬で必ず押さえたいポイント

• # 01

  格安表示に注意

  100,000円切るような価格でお葬式ができますと提示している場合、それは全てと言っていいほど火葬式、直葬と言われる葬儀プランです。川崎市の葬祭扶助（福祉の火葬）の金額は215,000円です。結果、火葬式で最低でも20万円前後の費用が必要なことが考えられます。一日葬のプランでも最低価格の表示となっている事が多数ですので総額で見ることが大変重要となります。

• # 02

  川崎市営斎場を利用をしましょう

  川崎市には高津区にかわさき北部斎苑、川崎区にはかわさき南部斎苑と二つの川崎市の運営する葬儀専門施設があります。川崎市内居住者であれば、少人数の一日葬を前提とし、かわさき北部斎苑では25名用が11,250円、かわさき南部斎苑では50名用が22,500円でご利用できます。また、火葬料金は12歳以上で6,500円です。川崎市営斎場は火葬場を併設している為、民間の葬儀斎場を利用した際に発生する式場使用料、霊柩車、マイクロバスなどの費用が節約できます。

• # 03

  安置場所の選び方

  自宅に安置ができない場合、葬儀社の施設か民間の安置施設の利用を勧められる場合も多いと考えます。

  川崎市高津区のかわさき北部斎苑、川崎市川崎区のかわさき南部斎苑共に遺体保冷庫が1日1500円で利用可能です。

  葬儀社の安置施設や民間の安置施設を利用すると1日8,000円～15,000円ほどの費用が加算されます。

  両斎場共に遺体保冷庫では面会に関して時間などの制約はありますが費用を抑える為には重要なポイントです。

  面会をご希望の方は葬儀社の一日葬プランに含まれている無料の安置期間やドライアイスの交換回数を最大限利用した後に川崎市営斎場の遺体保冷庫を利用することにより大幅に費用を抑える事が可能となります。

• # 04

  各社の一日葬プランの内容を比較

  葬儀社ごと一日葬プランの内容は様々です。

  プランに含まれる内容を把握することが重要です。

  お棺や骨壺を遺影写真作成が多くの葬儀社のプランに含まれていますが安置施設の利用日数やドライアイスの回数では差が見られます。

  また、搬送が1回しかプランに含まれていない場合も注意が必要です。

  病院や施設でお亡くなりの場合、お迎えから安置場所への搬送で一度の搬送を使ったことになります。

  安置場所から葬儀式場までの搬送は追加費用になるので、搬送が2回含まれていることがポイントとなります。

  搬送の距離も寝台車の車庫から計算する葬儀社もあれば、目的地から目的地の距離で計算する葬儀社もあり、追加の費用がかからないのは後者となります。

  また、お花を飾った一日葬をご希望の方は注意が必要です。葬儀社のホームページに掲載されている画像が実際の一日葬に飾り付けられる花の祭壇ではない場合も見られます。白木の祭壇を最安値の一日葬プランに設定している場合もあるので葬儀社に確認が必要です。

• # 05

  プラン項目のグレードアップやオプション

  一日葬のプランに含まれるお棺や骨壺のグレードアップを避けることも費用を抑える重要なポイントです。

  プランに含まれている品物で役割は十分に果たすでしょう。故人の生前の遺志が最も大事だと考えますが、グレードアップを選択することで費用が大幅に増えてしまいます。また、遺体保全処置のエンバーミングなどの高額オプションは日本の葬儀状況では必ずしも必要ではないと考えます。

  お葬式を行う上で葬儀代金が高額になる一番の理由は白木祭壇から花祭壇への変更と花祭壇自体のグレードアップです。当初から納得のできる祭壇がプランに含まれていることが葬儀費用を大きく左右します。

• # 06

  割引特典や川崎市の葬祭費を利用する

  葬儀社ごとに事前見積もりや資料請求で割引サービスを提供しています。

  積極的にそれらを利用し、実際に一日葬にどのくらいの費用がかかるのか比較することが可能となります。

  資料請求をする際は対象の方が現在いる病院や施設名、一日葬を執り行いたい斎場や精進落としの会食の有無と人数や返礼品を当日渡すかなどを伝えるとより詳細な費用が提示されます。

  川崎市には国民健康保険の加入者、後期高齢者医療制度の加入者が死亡した際に葬儀を執り行った方に葬祭費の名目で支払われるもので支給金額は5万円です。