神奈川県の検案とは、警察が行う死因究明のための調査・検査のことです。検案は、医師が死亡診断書を発行できない場合や、犯罪や事故の可能性がある場合に行われます。
神奈川県の検案の流れは、以下のようになります。
●亡くなった方のご遺体を警察が確認し、事件性や死因の判断のために、ご遺族や関係者から事情を聞きます。
●ご遺体を警察が一時的にお預かりし、検案できる医師のもとに搬送します。検案できる医師は、神奈川県内に限られています。
●医師がご遺体の外見や内部の状態を調べ、必要に応じて解剖や血液検査などを行います。解剖は、警察の判断によるものと、医師の判断によるものがあります。
●検案が終わったら、ご遺体を葬儀社に引き渡します。葬儀社は、ご遺族が選んだ場合と、警察が紹介した場合があります。
●警察は、検案の結果をもとに、死因や事件性を判断し、ご遺族に報告します。
神奈川県の検案の特徴は、費用の負担の在り方です。他の都道府県では、検案に要する費用は公費で賄われていますが、神奈川県では、原則としてご遺族の負担となります。
検案に要する費用は、以下のようになります。
●検案料:1件あたり4万円前後
●解剖料:1件あたり約9万円前後
●搬送費:1件あたり約2万円
ただし、これらの費用は、警察が委嘱した医師に支払われるものであり、葬儀社が立て替えて請求する場合もあります。